『Jornal Nippak』様の記事より。
音楽:”無名”の歌手、小桜舞子がブラジル初公演で観客の心をつかむ
観客は小桜舞子と一緒に歌った。
ブラジル初公演で彼女自身の想像以上に観客の心を掴んだだろう。
サッカーの世界では、試合が面白いほど時間があっという間に過ぎるとよく言われている。
先週土曜日(26日)にブラジル日本文化福祉協会で満客のなか行われた、
ほぼ2時間半のライブは本当にあっという間に過ぎた。
彼女を知らなかった人もいた中、
ニュー演歌で有名な小桜舞子さんはステージに立つととても大きく見えた。
以前から知っている人たちと接するように、観客と話をし、踊った。
2曲目に入ると、驚くことに、客席に降りて観客(大半が高齢者)に挨拶をして回った。
彼女自身も頬にキスをされて驚いたことだろう。
ネルソン・マツダさんの妻、スザナ・マツダさん(夫婦はJapan Pop Showでテレビの時代を画した)からも花束が贈られた。
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ショーの後では、新しいファンの皆さんにサインをする。写真:Paulo Jose
観客と小桜さんは打ち解けたように一体化した。
坂本九の「上を向いて歩こう」と「ふるさと」を一緒に歌ったお客からは、
「かわいい」「愛らしい」「綺麗」「親しみがある」「カリスマ的」「美声の持ち主」などの言葉が飛んでいた。
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文教で小桜舞子さんは観客の心をつかんだ。写真: Aldo Shiguti
日伯新聞でも報じられたように、
Hamada Produções e Eventosのタツオ・ハマダさんがプロデュースしたこのライブのために、小桜さんは準備してきていた。
2015年にアニェンビで行われた五木ひろしのショーを勉強して、
美空ひばり、島倉千代子、春日八郎の歌を選択。
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客席をまわって丁寧に挨拶。写真:Aldo Shiguti
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写真: Aldo Shiguti
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小桜舞子さんは、暖かい観客に感謝した。写真: Aldo Shiguti
反響 -
ショーを見に行った人は皆楽しんだ。
エミリア・イシカワさん(66歳)はペーニャ(サンパウロ市東部)からこのショーを見に来た。
「Youtubeでしか見たことがありませんでした。
新聞などで小桜さんがブラジルに来ることを知ってインターネットで調べましたが、
やっぱり生でお会いしたら感動的でした。」と語った。
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写真:Aldo Shiguti
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写真:Aldo Shiguti
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写真:Aldo Shiguti
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スザナ・マツダさんが花束を贈る。写真:Aldo Shiguti
彼女の友達でVila Reから来たマリア・サカタさん(69歳)は、
「涙が出た。」と言い、「小桜さんはとてもお綺麗で、フレンドリー」と語った。
技術師のキドさん(66歳)も楽しんだ。
セルタネージャ(ブラジル奥地の歌謡)が好きなキドさんだが、
「快いサプライズ。彼女は別格で、才能があるうえ親しみのある人だ。」と話していた。
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写真:Aldo Shiguti
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ひまわり太鼓でショーが開幕。写真:Aldo Shiguti
ヒロシさんとソニアさんご夫婦もこのライブに心を躍らせた。
「このショーは、期待以上でした。フレンドリーでお綺麗で、
ステージではすごいオーラでした。」と、このショーは10点満点だと語った。
「見に来て、とてもよかったです。」と加えている。
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文教の客席は小桜舞子さんを見に来た人たちで満員になった。写真:Aldo Shiguti
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ショーの後に、丁寧にファンと方たちと接する小桜さん。写真:Aldo Shiguti
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小桜舞子さんとスタッフ。写真:Aldo Shiguti
また会いましょう ―
ショーの後は、心を掴まれた何百人ものファンが押しよせ、小桜さんのサインを貰おうと必死だった。
日伯新聞のインタビューでは、「とても嬉しい」と語り、感動したことを話してくれた。
「ブラジルのような、遠い国でこんなにも日本の歌が親しまれていることにびっくりしました。日本にいる時と同じようなショーをしました。」と説明した。
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小桜さんは、トキオ・イソバタさん、海老原ただおさんと一緒に、サンパウロのレストランでお食事。写真:Jiro Mochizuki
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サンパウロの中前隆博総領事の公邸にて。写真:Jiro Mochizuki
「小桜舞子を知ってもらえるよう、自然にふるまいました。
皆さんに受け入れてもらえて嬉しいです。」と語り、
「ブラジルの人がこんなにも優しくて、暖かい人たちだとは知りませんでした。」
と話していた。
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ブラジル到着時、暖かいお迎えに驚く舞子さん。写真:Jiro Mochizuki
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小桜舞子さんから贈り物を受け取る総領事。写真:Jiro Mochizuki
ステージの上で「変身」する為に何か準備をするのか聞くと、
特別な準備などはないとのこと。
「私のパフォーマンスは、お客さんの反応があってのパフォーマンスです。」
「ブラジルは食べ物が美味しくて、日本の歌が好きな人がたくさんいる」ことを
日本の方たちに伝えると話していた。
またブラジルに来てくれるか尋ねると、
「すぐに帰ってきます。皆さんが忘れる前に。」と話してくれた。
新しいファンの人たちには嬉しい情報だ。
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帰りの空港で感動する小桜さん。写真:Jiro Mochizuki
Aldo Shiguti/Jornal Nippak
『Jornal Nippak』記者、Aldo Shigutiさんの記事を
佳代さんが日本語に訳してくださいました。
Aldoさんにも許可をいただけたので、掲載させていただきました。
Aldoさん、佳代さんありがとうございました。![]()
文章の中で[変身]とあるのは、
Aldoさんは、ニッケイ新聞さんで取材をしたときは感じなかったのに、
ステージの私を観たときはとても大きく感じたと。オーラが出ていたと。![]()
それを『変身』と表現されていました。
「変身するにはなにか特別な訓練をするんですか?」と質問されました。
訓練なんてものは無いですよ。![]()
会場のお客さんやスタッフの皆さんが
私がのびのびと楽しく歌える雰囲気を作ってくださったお蔭です。![]()
改めて、皆さん、ありがとうございました!
※ポルトガル語の記事はコチラ。
『ニッケイ新聞』さまの記事。
9月 2日の記事はコチラ。
11月24日の記事はコチラ。
12月 2日の記事はコチラ。
『サンパウロ新聞』さまの記事。
10月11日の記事はコチラ。
11月25日の記事はコチラ。
「ブラジル日記13」へ続く・・・
「ブラジル日記11」はこちら。
『12月のスケジュール』はコチラから。
『2017年のスケジュール』はコチラから
『コンサート・イベント出演のお知らせ』はコチラから
新曲『浮世草』情報はコチラから
音楽:”無名”の歌手、小桜舞子がブラジル初公演で観客の心をつかむ
観客は小桜舞子と一緒に歌った。
ブラジル初公演で彼女自身の想像以上に観客の心を掴んだだろう。
サッカーの世界では、試合が面白いほど時間があっという間に過ぎるとよく言われている。
先週土曜日(26日)にブラジル日本文化福祉協会で満客のなか行われた、
ほぼ2時間半のライブは本当にあっという間に過ぎた。
彼女を知らなかった人もいた中、
ニュー演歌で有名な小桜舞子さんはステージに立つととても大きく見えた。
以前から知っている人たちと接するように、観客と話をし、踊った。
2曲目に入ると、驚くことに、客席に降りて観客(大半が高齢者)に挨拶をして回った。
彼女自身も頬にキスをされて驚いたことだろう。
ネルソン・マツダさんの妻、スザナ・マツダさん(夫婦はJapan Pop Showでテレビの時代を画した)からも花束が贈られた。

ショーの後では、新しいファンの皆さんにサインをする。写真:Paulo Jose
観客と小桜さんは打ち解けたように一体化した。
坂本九の「上を向いて歩こう」と「ふるさと」を一緒に歌ったお客からは、
「かわいい」「愛らしい」「綺麗」「親しみがある」「カリスマ的」「美声の持ち主」などの言葉が飛んでいた。

文教で小桜舞子さんは観客の心をつかんだ。写真: Aldo Shiguti
日伯新聞でも報じられたように、
Hamada Produções e Eventosのタツオ・ハマダさんがプロデュースしたこのライブのために、小桜さんは準備してきていた。
2015年にアニェンビで行われた五木ひろしのショーを勉強して、
美空ひばり、島倉千代子、春日八郎の歌を選択。

客席をまわって丁寧に挨拶。写真:Aldo Shiguti

写真: Aldo Shiguti

小桜舞子さんは、暖かい観客に感謝した。写真: Aldo Shiguti
反響 -
ショーを見に行った人は皆楽しんだ。
エミリア・イシカワさん(66歳)はペーニャ(サンパウロ市東部)からこのショーを見に来た。
「Youtubeでしか見たことがありませんでした。
新聞などで小桜さんがブラジルに来ることを知ってインターネットで調べましたが、
やっぱり生でお会いしたら感動的でした。」と語った。

写真:Aldo Shiguti

写真:Aldo Shiguti

写真:Aldo Shiguti

スザナ・マツダさんが花束を贈る。写真:Aldo Shiguti
彼女の友達でVila Reから来たマリア・サカタさん(69歳)は、
「涙が出た。」と言い、「小桜さんはとてもお綺麗で、フレンドリー」と語った。
技術師のキドさん(66歳)も楽しんだ。
セルタネージャ(ブラジル奥地の歌謡)が好きなキドさんだが、
「快いサプライズ。彼女は別格で、才能があるうえ親しみのある人だ。」と話していた。

写真:Aldo Shiguti

ひまわり太鼓でショーが開幕。写真:Aldo Shiguti
ヒロシさんとソニアさんご夫婦もこのライブに心を躍らせた。
「このショーは、期待以上でした。フレンドリーでお綺麗で、
ステージではすごいオーラでした。」と、このショーは10点満点だと語った。
「見に来て、とてもよかったです。」と加えている。

文教の客席は小桜舞子さんを見に来た人たちで満員になった。写真:Aldo Shiguti

ショーの後に、丁寧にファンと方たちと接する小桜さん。写真:Aldo Shiguti

小桜舞子さんとスタッフ。写真:Aldo Shiguti
また会いましょう ―
ショーの後は、心を掴まれた何百人ものファンが押しよせ、小桜さんのサインを貰おうと必死だった。
日伯新聞のインタビューでは、「とても嬉しい」と語り、感動したことを話してくれた。
「ブラジルのような、遠い国でこんなにも日本の歌が親しまれていることにびっくりしました。日本にいる時と同じようなショーをしました。」と説明した。

小桜さんは、トキオ・イソバタさん、海老原ただおさんと一緒に、サンパウロのレストランでお食事。写真:Jiro Mochizuki

サンパウロの中前隆博総領事の公邸にて。写真:Jiro Mochizuki
「小桜舞子を知ってもらえるよう、自然にふるまいました。
皆さんに受け入れてもらえて嬉しいです。」と語り、
「ブラジルの人がこんなにも優しくて、暖かい人たちだとは知りませんでした。」
と話していた。

ブラジル到着時、暖かいお迎えに驚く舞子さん。写真:Jiro Mochizuki

小桜舞子さんから贈り物を受け取る総領事。写真:Jiro Mochizuki
ステージの上で「変身」する為に何か準備をするのか聞くと、
特別な準備などはないとのこと。
「私のパフォーマンスは、お客さんの反応があってのパフォーマンスです。」
「ブラジルは食べ物が美味しくて、日本の歌が好きな人がたくさんいる」ことを
日本の方たちに伝えると話していた。
またブラジルに来てくれるか尋ねると、
「すぐに帰ってきます。皆さんが忘れる前に。」と話してくれた。
新しいファンの人たちには嬉しい情報だ。

帰りの空港で感動する小桜さん。写真:Jiro Mochizuki
Aldo Shiguti/Jornal Nippak

佳代さんが日本語に訳してくださいました。
Aldoさんにも許可をいただけたので、掲載させていただきました。
Aldoさん、佳代さんありがとうございました。


Aldoさんは、ニッケイ新聞さんで取材をしたときは感じなかったのに、
ステージの私を観たときはとても大きく感じたと。オーラが出ていたと。

それを『変身』と表現されていました。
「変身するにはなにか特別な訓練をするんですか?」と質問されました。
訓練なんてものは無いですよ。

会場のお客さんやスタッフの皆さんが
私がのびのびと楽しく歌える雰囲気を作ってくださったお蔭です。

改めて、皆さん、ありがとうございました!
※ポルトガル語の記事はコチラ。

9月 2日の記事はコチラ。
11月24日の記事はコチラ。
12月 2日の記事はコチラ。

10月11日の記事はコチラ。
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「ブラジル日記13」へ続く・・・
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